●容疑者Xの献身(東野圭吾)

容疑者Xの献身運命の数式、命がけの純愛が生んだ犯罪。
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。
男がどこまで深く愛せるのか。どれほど大きな愚生を払えるのか=。
ー帯書き引用ー


近所の本屋さんを直木賞、白夜行と話題満載の東野圭吾さんが席巻しています。
今まで縁の無かった作家さんで「宿命」を読んだくらいかな。
読みやすい文章で、胸を突く場面もあり一気に読めました。

これを純愛というのかなぁ。。。
切ないけど石神と靖子には感情移入できないな。
「技師」や「美里」が辛いよ。

2006年01月13日

●わくらば日記(朱川 湊人)

わくらば日記今もっとも期待される気鋭が、昭和のノスタルジーに載せて贈る事件簿。
私の姉様には不思議な力がありました。その力は、ある時は人を救いもしましたが、姉さまの命を縮めてしまったのやもしれません……少女の不思議な力が浮かび上がらせる人間模様を、やるせなく描く昭和事件簿。
ー出版社文引用ー

優しさと温かい短編5話の連作集。
背景となる時代は、昭和30年代初めの東京・荒川辺り。
殺伐とした出来事の多い世の中だから、尚更、人の善性を信じる少女の真っ直ぐな透明さ印象的でした。

言葉、情景、流行歌、みんな懐かしい。
中でも「流星のまたたき」に登場するアパートの佇まいは、
小学生の2,3年まで母と姉と3人で暮した私の記憶と同じ。

「わくらば」の意味が知りたくて探してみたりしました。
「病葉」は語源については不明ながら、室町時代からあったとか。
万葉集には、稀にという意味の「邂逅」というの言葉もあるとか。
作者の意図はどちらなのでしょうね。

「野生時代」2006 2.13(月) 発売/28号
「わくらば日記2」新章スタートだそうです。 

2006年01月12日

●エンド・ゲームー常野物語ー(恩田 陸)

エンド・ゲーム「常野物語」の最新作、早くも登場!
「裏返さ」なければ「裏返される」正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。
だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。
息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!
ー出版社文引用ー

「光の帝国」の中の「オセロ・ゲーム」の続編。
常野ファンなら手に取りますよね。
読者の期待が大きいだけに作家さんも大変だろうけど。。。
今後の「光の帝国」収録作品の続編、長編を楽しみにしている私です。

本作の<裏返す><洗う>
直前に読んだ「ねじの回転」の<つまむ><不一致>
恩田氏の言葉の使い方は面白いですね。

昨日、「わくらば日記」(朱川湊人)を購入。
今夜はコレを読むつもり。

その他の読了
「ねじの回転」恩田 陸
「神の手」パトリシア・コーンウェル

2005年12月10日

●夜市・風の古道(恒川光太郎)

夜市幻想的かつ端正な文体、
そして読む者の魂を揺さぶる奇跡のエンディング!
全選考委員が驚嘆・畏怖した類い稀なる才能の登場!
日本ホラー小説大賞 史上最高傑作
ー帯書ー


どうしても欲しい本があって久しぶりに書店に。
お目当てをGetして、華やかなPOPの付いた平積みの新刊をチェックしてたら、
端っこで目を引く装丁と凄い帯書き。
あおられて買ってきました。
中篇のようなのでサクっと読めそうです。

続きを読む "夜市・風の古道(恒川光太郎)"

2005年11月14日

●ネクロポリス

ネクロポリス 上死者が現われる土地――V.ファーで起こる連続殺人、
そして「ヒガン」という不可思議な儀式。
東洋と西洋、過去と現在、生と死、
あらゆる境界線が揺らぐ世界観を、いまだかつてないスケールで描き、
ミステリーとファンタジーの融合を果たした恩田陸の最高傑作
(出版社紹介文)

ネクロポリス、読了。
恩田好きとしては長編だし、期待しない理由がない。
巧みな導入でズルズルと嵌っていく心地よさがありました。
ミステリーとファンタジー、ホラーにSFもどきの時間軸、果ては神話にドルイド。
好き要素が盛り沢山。
ファンタジーには欠かせない魅力的で不思議な「ラインマン」
アナザー・ヒルの人々も「お客さん」もキャラクター揃いで、其々の物語が読みたい

これだけの壮大な世界に読者を引きずりこんだなら、やはりラストはもう少し盛り上げてほしかった。wrote:のほ本♪さん

同感です。
もう少しアナザー・ヒルに滞在したかった。
私の読力不足か、やや説明調に感じるラストではあったが、
コレだけ広げた物語を納めた作家の頭の中はそれこそ摩訶不思議。

公式サイトのFlashも雰囲気出してます。
やはり、ヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」を読むことにする。

2005年09月20日

●「孤宿の人」宮部みゆき

孤宿の人 上 孤宿の人 下

読む前から期待度たっぷり。だって、面白いのは分ってる。
だからゆっくり読める時間が出来るまでおあずけしてた。
今日はお休み。準備万端整えて。。。
いつものようにな先を急いで乱読なんてしない。

宮部作品、相変わらず人物がいいなぁ。
この作品も映像化される日が来るのかしら。
装画は日本画家の北村さゆりさん。これも単行本の楽しみ。

その他の読了:「MAZE」恩田 陸
最近の購入本:「犬はどこだ」米澤穂信/「ニッポン硬貨の謎」北村 薫

2005年09月02日

●新刊、お奨めないかしら

同じ姿勢でいる事が苦痛に感じるこの頃。
読書はもっぱら寝床の中なのだけど、ページをめくる指が痛いのよ。
寝ながら楽に読める(?)裏技はないものか。。。

<最近読んだもの>
メービウスの環(ロバート・ラドラム)
デセプション・ポイント(ダン・ブラウン)
漆黒の王子(初野 晴)
オーヂュボンの祈り(伊坂幸太郎)
不安な童話・Q&A・クレオパトラの夢・蒲公英草紙・月の裏側(恩田 陸)

「夜のピクニック」で話題になった高校生の夜間歩行。
結構あちこちの学校であるんですね。
NHKの「にんげんドキュメント」で渥美夜間歩行の放送を見た。
ちょっと羨ましかった。

2004年11月14日

●空の中 (有川 浩)

空の中 有川 浩

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本屋の平台を物色中、帯の恩田陸に釣られた。

「怪獣物と青春物足しっぱなしで空自で和えてる」−あとがきー

フェイクのいじらしさ、高知訛りのあったかさ、人物キャラクターとかにたまにはライトノベルもいいかなぁなんて、
メディアワークスの思惑にまんまと嵌った作品でありました。

途中、フェイクはスライムかぁと的外れのツッコミをしていた私って。。。
少年ドラマシリーズをCGで現代版を作るなんて話があったら、是非入れて欲しい。

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